こんにちは!整骨院greenroom盛岡渋民の内田です。
11月の20日を過ぎてから寒さがまし、ついには雪も降り、東北の長い長い冬がやって来ました…
寒くなると、灯油や電気やらガスやら、光熱費が沢山掛り困りますね…
さてこの寒い時季の夜に、注意して頂きたいのが、喘息の発作です。
ぜんそくは「息が喘ぐ(あえぐ)」と書くように、喘鳴(ぜいめい)と呼ばれるヒューヒュー、ゼーゼーといった呼吸音が認められる病気です。
ぜんそくの人の気道は慢性的に炎症を起こしており、健康な人に比べると空気の通り道が狭くなっています。そこに何らかの刺激が加わると、さらに気道が狭くなるため、激しい咳や息苦しさ、呼吸困難などに見舞われるのです。
ぜんそくを誘発する要因として、ダニやハウスダスト、花粉などのアレルギー物質のほか、タバコ、風邪やインフルエンザなどの感染症、運動、疲労やストレス、気温や気圧の変化などが考えられます。
ぜんそくは時間帯や季節によって、症状が出るとき・出ないときがあります。一般的に夜間や早朝に発作が出やすく、昼間になると症状が治まっているケースも少なくありません。また、春先や秋口などの季節の変わり目は、ぜんそくが悪化しやすいことで知られています。
ぜんそくは気温や気圧、湿度の影響を受けます。ぜんそくの人にとっては、わずかな気温差も刺激になるため、発作の頻度が増えたり、症状が重くなったりしやすい状態になるわけです。
ぜんそくではない人も、季節の変わり目に咳やくしゃみ、鼻水などに悩まされる場合があります。風邪や花粉症に心当たりがないのであれば「寒暖差アレルギー」かもしれません。寒暖差アレルギーは、急な温度変化による自律神経の乱れが原因とされています。
寒暖差によるぜんそくや咳などのアレルギー症状を防ぐには、その原因である温度の変動をできるだけ小さくすることが大切です。
急激な気温の変化が発作のきっかけになりやすいので、体温を一定に保つよう心がけましょう。外出時には薄手の洋服を重ね着しておくと、衣類による温度調整がしやすくなります。暖かい部屋から寒い場所へ移動する際は、マスクの着用が効果的です。冷たい空気が気道に刺激を与えるのを防げます。
室内で過ごすときは、エアコンで温度を一定にコントロールするのが理想です。室外との温度差は5℃以内に収めましょう。快適な湿度を保てるように、湿度コントロール機能がついたものがおすすめです。エアコンのフィルターにはぜんそくのアレルゲンとなるホコリやカビが発生しやすいので、定期的に掃除しましょう。
寒暖差はぜんそく発作を引き起こす引き金となります。季節の変わり目には、できるだけ室内の温度差が大きくならないよう工夫しましょう。
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