こんにちは!
好きな薪の組み方は「井桁型」でおなじみ草薙です。
最近、患者さんに「鍼灸ってなんで効くの!?」という質問を頂きました。
確かに、一度も鍼灸の治療を受けた事のない人はこのような疑問を持ってしまうかもしれませんね
僕も学校に入るまでは全然分からなかったし、考えた事もありませんでした。
そこで今日は鍼がなぜ効くのかという事を少し紹介したいと思います。
鍼灸師それぞれ解釈が違い、東洋医学的なアプローチを得意とする先生もいれば、
西洋医学的にアプローチする先生もいます。
わたしはどちらかというと後者のパターンです。
「筋肉に対して直接刺すと、その筋肉に刺激が加わり緩む」
というのはイメージしやすいのですが、たまに
「ふくらはぎに刺したのに、お腹の調子が良くなった」という患者様の声を聞きます。
足とお腹・・・なぜ・・・?
じつは、この効果には、自律神経が大きく関わっているんです!!
少し難しい話になるので、今日は草薙なりの解釈でざっくり紹介していきたいと思います。
この効果は「体性ー内臓反射」といいます。
皮膚や筋、関節などに加わった刺激は、脳に対して侵害刺激として送られます。
普段の生活で加わることのない刺激に人間の体は防衛反応として沢山の反応を自律神経を介して出すようになります。
その反応は筋肉の中の血管に作用するものもありますが、内臓に達するものもあり、
その反応のことを「体性ー内臓反射」といいます。
「おい、草薙、なに何言ってんだ??」というお偉いさんからの声はあると思いますがww
詳しく知りたい!という方は、インターネットで調べてみて下さいwww
気を取り直して・・・次行きますよ・・・
その脳からの信号は沢山の臓器に作用し、信号の送られた臓器によって様々な反応を起こします。
例を挙げるならば、
・心臓 ➡心拍数の増減
・胃腸 ➡蠕動運動(食べ物を消化し、移動させる)の増減
・膀胱 ➡膀胱収縮の増減
などと作用する臓器によって反応は様々です。
色んな説が提唱されていますが、私自身はこの反射を利用して治療する事が多いです。
当院では、外傷による怪我の鍼治療はもちろん、
疲労改善や内臓の不調、風邪などの鍼治療も行っております!
気になる方は是非とも当院にお越しください!
3人の鍼灸師がお待ちしております!
以上、BBQ=「野外焼肉宴会」という思想の草薙でした。
整骨院greenroom八乙女
草薙 健哉